シンガポール
シンガポールは、面積は東京23区よりも少し大きい程度、総人口は約560万人に過ぎない島国ですが、エレクトロニクス、石油化学、環境、情報通信、医薬・医療、バイオテクノロジー、ロジスティクス、金融・保険等、あらゆる産業が集積し、一人当たりGDPは約88,429USドルと世界第5位(数字はいずれも2022年)と極めて高い経済力を誇ります。また、シンガポールは、その地理的優位性に加えて、国家戦略に基づき一貫して提供されている透明性の高い法制度、高い競争力を持つ税制等の高度なビジネスインフラによって、いまやアジアのヘッドクォーターとしての地位を確固たるものにしています。我が国企業にとっても、東南アジア・太平洋地域における進出先として、あるいはアジア地域のグループ会社を束ねる地域統括機能を置く国として、シンガポールの重要性はますます高まっています。
当事務所は、シンガポールの現地法律事務所での勤務経験を有する日本人弁護士を複数擁し、長年にわたって、複数の現地法律事務所との良好な関係を築いており、子会社設立や合弁事業・技術移転、M&A等による我が国企業のシンガポール進出の支援を行っているほか、シンガポール国際仲裁センター(SIAC)における国際仲裁等の紛争解決、各種法令調査など、シンガポールに関連する幅広い業務に対応しています。