商事非訟
当事務所は、商事非訟の分野で実績を積んでいます。
主な案件実績として、①総会検査役選任申立事件、②業務執行検査役選任申立事件、③取締役会議事録閲覧謄写許可申立事件、④一時取締役選任申立事件、⑤株式買取価格決定申立事件等があります。
特に検査役選任申立事件について、検査役は、会社法に関する高度な専門性に加えて、経営支配権を巡る紛争等を背景とした慎重な対応が必要となる役職ですが、当事務所では、裁判所の商事専門部より複数回に亘って検査役に選任され、対応した実績を有しております。例えば、取締役選任の修正動議が可決された際の総会検査役に選任された案件等があります。
また、業務執行検査役選任申立事件においては、業務執行検査役として対象会社の取締役の業務執行の違法性を明らかにした案件等があります。
株式買取価格決定申立事件については、いまだ裁判所においても取扱いが固まっているとはいえない企業価値算定や株式価値算定の分野において、会社又は株主の代理人として活動した実績を有しており、裁判手続の中では、企業価値評価の専門家の助力を得ながら最先端の理論に基づく主張立証を展開し、成果を収めています。当事務所には、証券取引所や証券会社における勤務経験を有する弁護士が多数在籍しており、企業価値や株式価値が問題となる案件においても、その経験に基づき最適な対応をできる体制が整っています。