労務コンプライアンス調査、社内研修・セミナー
労務コンプライアンス調査は多義的に用いられますが、上場審査において求められている網羅的な調査、あるいは、ハラスメントなどの労務管理上問題となり得る事象が生じた場合に行う事実関係を把握するための調査を指すことが多いと思われます。
上場審査における労務コンプライアンス調査については、上場する市場にもよりますが、短期間に網羅的な調査が求められるのが通常です。当事務所には、上場審査対応の多くの実績がありますので、M&Aや企業再編の際のデューディリジェンスや不正調査対応のノウハウも活用して、上場審査において求められているレベルの把握やそのレベルに応じた調査範囲や調査手法等を設定して柔軟かつ効果的に対応することが可能です。
また、ハラスメントなどの労務管理上問題となり得る事象が生じた場合に行う事実関係を把握するための労務コンプライアンス調査についてですが、特に、セクシュアルハラスメントやいわゆるマタニティハラスメントに関しては、男女雇用機会均等法等法律に基づく指針において、事後の迅速かつ適切な対応の一つとして、事実関係の迅速かつ正確な確認が求められている上、この種の事象に関しては端緒を認識していながら放置した場合、会社自体の責任が問われかねません。
当事務所では、依頼に応じた規模のチームを組成し、事実関係の調査から必要な事後措置までのスピーディかつワンストップの対応が可能です。さらに、未然の防止対策の一環として開催される社内研修やセミナーのご依頼にも、経験豊富な弁護士が対応いたします。