企業情報開示制度に関する監査役としての留意事項~日本版コーポレートガバナンス・コードに関する動向にも触れて~
開催日時 | 2014年11月26日 |
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主催 | 公益社団法人日本監査役協会 |
講師等 | 原 吉宏 弁護士 |
業務分野 | コーポレート・会社法、証券市場 |
近時、企業情報開示に関する不祥事や裁判例が増えており、また、コーポレートガバナンスを巡る議論の中で開示や上場規則の在り方が注目を集めるなど、会社役員や実務担当者にとって、企業情報開示制度に関する知識は益々重要なものとなっています。他方で、法令・規則の改正が多く、実務運用の変化に適時適切にキャッチアップしていくことが難しいのもこの分野の特徴です。そこで、公益社団法人日本監査役協会九州支部では、昨年に引き続き、標記の講演会が企画・開催されました。
原吉宏弁護士は、2年連続で上記講演会の講師を務め、①会社法・金融商品取引法及び上場規則における企業情報開示制度の体系、②不実開示に関する裁判事例、課徴金事例及び証券取引所による措置事例、③コーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議や企業情報開示検討分科会の議論状況、④企業情報開示に関する近時の会社法及び金融商品取引法における改正の動向、⑤有事における開示実務の在り方等について解説を行いました。