難しいMBOを確実に成功させる方法~MBO特融の法務と税務に着目して~
開催日時 | 2011年9月9日 14:00 ~ 17:00 |
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主催 | 金融財務研究会 |
会場 |
茅場町グリンヒルビル |
講師等 | 米倉 裕樹 弁護士 |
受講料 | 34,500円 |
業務分野 | 税務 |
近時、MBO(マネージメント・バイ・アウト)が流行していますが、事後的に裁判所で価格の公正性等が争われるケースも目立ちます。また、MBO を遂行するにあたっては、その各過程において何らかの課税関係が発生する余地があり、また、スクイーズアウトの手法いかんによって課税関係が変わる余地がありますが、発生した課税関係に基づく当事者の税負担は、そのままMBO を行う際のコストとして考慮されることになります。そのため、具体的にどのような手続をとった場合にどのような課税関係が発生するのかを把握しておく必要があります。
そこで、今回は、以下に述べる視点に沿って、MBOの法的手続及び法的問題に関する最新実務を紹介するとともに、MBOを進めていく上での課税関係についても、近年大改正があった企業再編税制に言及しつつ整理します。
1.MBOに潜む裁判リスク2.MBOにおけるプレーヤー選択の重要性 3.第三者算定機関の評価書ではカバーできない問題点 4.取締役の善管注意義務の果たし方 5.他の開示事項(業績下方修正等)とのタイミングの問題 6.プレミアムに関する考察(近時の裁判例を参考に) 7.スクイーズアウトの手法とそれぞれの課税関係 ① 全部取得条項付株式 ② 株式交換 ③ 合併 8.MBOの手続とスケジュールに関するおさらい