2022年1月まで東京都内の弁護士事務所にて勤務し、同年2月より当福岡事務所に入所致しました。これまで、M&Aや企業法務全般、紛争・争訟案件を中心に、幅広い案件に従事して参りました。
M&A案件に関しては、株式会社日本政策投資銀行の企業戦略部(M&Aアドバイザリー部門)に3年間出向していたこともあり、これまで、弁護士としての立場に加え、フィナンシャルアドバイザーとしての立場においても、多くの案件を担当致しました。
近年、M&Aという手法は、企業規模や事業領域を問わず、多くの企業にとって重要な経営手法あるいは検討課題になっていると感じます。他方で、必ずしもM&Aに慣れている企業だけでなく、検討をしたいものの何から始めたら良いか分からない、というようなご相談を頂くことも多くございます。また、ひとたび案件が動き出しますと、買主・売主・対象会社といったそれぞれの当事者にとって、大きな経営判断を迫られる場面が多く出て参ります。従いまして、M&A案件への関与は、ご依頼いただいたお客様との信頼関係の構築、気兼ねなくご意見や疑問点をぶつけて頂けるような関係の構築が、まずもって重要であると考えており、お客様にとってそのような存在になれるよう、常に心掛けて案件に従事しております。