ロールプレイングで学ぶ民事訴訟の実務『弁論準備の充実のために』
開催日時 | 2014年9月26日 |
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主催 | 大阪弁護士会 |
講師等 | 米倉 裕樹 弁護士 |
業務分野 |
争点整理が訴訟の勝ち負けに大きく影響するのだとすれば、争点整理の場である弁論準備が充実したものであることが大前提となります。裁判所も弁論準備の充実のためには、様々な工夫を凝らしているようですが、訴訟代理人の立場からは、どのようにすればよいのでしょうか?また、裁判所に対してどのように働きかけたらよいのでしょうか?
本研修の前半では、若手弁護士によるロールプレイングにより、現実に存在した事件をデフォルメした題材を用いて、弁論準備手続を実演し、代理人として弁論準備の充実のためにどのような準備をし、弁論準備でどのような議論をするべきなのかをテーマとしたロールプレイングがなされました。
後半では、前半のロールプレイングによる弁論準備を前提に、争点整理はもちろん、広く裁判官と代理人のコミュニケーションの取り方についてパネルディスカッションが行われ、米倉裕樹弁護士はパネルディスカッションにおいて、コーディネーターを務めました。
パネリスト:徳岡由美子裁判官(大阪地方裁判所第10民事部部総括)
井垣敏生弁護士(大阪弁護士会 司法改革検証・推進本部員)
増田勝久弁護士(大阪弁護士会 民事訴訟法の運用に関する協議会座長)