信託法連続研修(1)基礎編~知っていると役に立つ 弁護士が関わる信託の仕組みとその事例~
開催日時 | 2011年3月14日 |
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主催 | 大阪弁護士会 |
講師等 | 堀野 桂子 弁護士 |
業務分野 | ファイナンス |
平成18年に信託法が84年ぶりに全面的に改正されました。多様化した社会的・経済的ニーズに対応するべく、信託法は刷新され、自己信託やセキュリティトラストなど新しい類型の信託も制定されました。しかしながら、残念なことに、いまだ十分に信託が活用されているとはいえない状況にあります。その原因として、昨今の経済状況の悪化も否定できませんが、そもそも法律専門家である弁護士が信託を難解なものとして敬遠していることも一因として指摘されているところです。
そこで、大阪弁護士会は、信託の基礎から最新の論点までを研鑽するべく連続研修を企画しました。そして、その第1回において、証券化などの信託法務に携わっている堀野桂子弁護士が、講師の一人として、信託の基礎や信託構成を認めるなどした最高裁判例などを、わかりやすく解説しました。