自動車保険
自動車保険は、交通事故により被害者の車両や所持品を損傷したり、被害者を死傷させたりした場合において、修理費や治療費、慰謝料、逸失利益等を補償するものです。
交通事故は、誰しもが遭遇する可能性のあるものであり、その意味では、一般にも比較的馴染みのあるものといえますが、過失割合、損害額算定、後遺障害といった様々な法律問題を含むことから、その対応は、決して容易なものではありません。また、被害者が被った傷害や後遺障害について、医学的見地からの検討が必要な場合もあり、法律問題とのみ位置付けることができない側面もあります。
また、昨今の自動運転技術の導入により、今後、自動運転技術を巡る法律問題が新たに生じることが予想されるほか、訪日外国人の増加により、日本語が話せない外国人が被害者・加害者になることが増加すると予想しています。
当事務所は、交通事故の当事者の代理人として、また、自動車保険金を支払う保険会社のアドバイザーとして豊富な経験を有しています。自動車保険に関するクライアントの勉強会や日常の業務を通じて、自動車保険を巡る複雑な法律問題や最新実務、自動車保険に関する各種ノウハウを蓄積するとともに、個別案件につき早期かつ妥当な解決を図ることができる体制、及び保険会社に対する適切な助言ができる体制が整っています。日本語が話せない海外の方々との交渉が必要となる場合でも、当事務所内の国際関係法務を専門とする弁護士において対応することが可能です。