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何事にも丁寧な対応が信条。
建築・不動産のスペシャリストとして案件に挑む。

大学は法学部に進学したものの、入学当初は、法曹界への強い憧れはありませんでした。授業で学ぶうちに法律の奥深さを知り、自然と弁護士への道を選択。もともと人の話をじっくり時間をかけて丁寧に聞くことが好きでしたので、その性格が活きる現場だと考えました。北浜法律事務所を選んだのは、事務所訪問時に若手の先生方が楽しそうに仕事をされ、生き生きと見えたこと、そして仲が良さそうな雰囲気を好ましく思ったからでした。

北浜法律事務所は、若手のうちは偏りなくいろいろな案件に携わることができ、その上で自分の専門性を決められることが大きな特徴です。私は、最初はむしろ苦手意識のあった「建築・不動産」案件の業務経験を積むうち、次第にその面白さに開眼し、大阪では、この分野をメインで行っている弁護士は比較的少なく、専門性を身に付ければ自身の大きな強みになると考え、積極的に取り組んでまいりました。

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ひと言で「建築・不動産」分野と言っても、内容は多岐に渡ります。例えば建築なら、施工不良による雨漏りや外壁タイルの脱落など、建築瑕疵案件から建築主と工務店間の請負契約でのトラブル、建設業法、下請法関連、リフォーム問題や騒音などの住民トラブル等。不動産なら、売買、賃貸借、仲介契約における宅地建物取引業法にかかわる問題など。いずれにしても、この分野を扱うには、法的知識はもちろんのこと「建築・不動産」の専門知識が不可欠です。使用している部材や工法など専門用語も多いため、普段からそれに関する資料を読み込むなど、専門性を常に高めるよう努めています。

また、よりクライアントにもっと寄り添いたいと、プライム市場上場の不動産関連企業に月に2回の出向を決めました。そこでは「建築・不動産」のことだけではなくコーポレート・会社法に関する相談や株主総会対応も行い。労働法務やコーポレートの観点からもリーガルサポート出来るように知見を磨いています。

関連する専門知識を持って対応することで、クライアントに「この人はわかって言ってくれているな」と安心していただけ、満足度も上がると確信しています。一般的には弁護士というと敷居の高いイメージが想起されますが、私自身は、どんな案件でもご相談いただける、親しみやすく身近な存在でありたいと考えています。

粘り強さを武器に、勝ち取った実績。

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「建築・不動産」案件は、専門知識を活かした入念な調査と検証が必要です。粘り強く、あらゆる観点から緻密に検証を重ねることで解決への手がかりを探し出していきます。以前、取り扱った案件で、建設後すでに10年程経過した時点で外壁タイルの瑕疵が発生し、経年劣化なのか施工に問題があったのかが争点になった事件がありました。10年前では、技術水準が大きく異なります。今では当たり前のことでも、当時は技術書に書かれていても、それが当たり前ではなく実務上行われていない場合もあり、この案件では、細かく、細かく調べていくうちにその事実が判明。当時の技術水準でも行うべき工程を怠ったことによる施工責任を探し当てることができ、無事解決に。幼い頃10年間続けていた琉球少林寺流空手や高校時代のラグビーで培われた、粘り強さ、へこたれない精神力を発揮し、到達できたと考えています。 

今後は、「建築・不動産」分野のスペシャリストとしてさらに広く認知してもらうこと。『「建築・不動産」のことなら川原に頼みたい』と思っていただけるよう、努めていきます。

クライアントとともに。