事業再生、都市開発。
未来を創る仕事にいつも全力で。
私の仕事の半分は、事業再生です。これまでに手がけた案件数は数十件以上。逼迫した状況に置かれた企業の現状を様々な角度からチェックした上で再建を推し進めていきますので、法律だけでは対応できない世界です。経営者の方や他士業の専門家の方々と一緒に会社の再建策を考えるということをずっとやってきました。
特に、「一緒に進む」ということが非常に醍醐味のある仕事だと感じています。事業の再生を果たせたときの達成感は何ものにも代えがたく、「やった!」と関係者全員で喜びあえる。それがまた次の仕事の原動力になります。
仕事は「スピーディ且つリーズナブル」を心がけています。
特に事業再生は一刻を争うことが多く、今日言われたことを今日中に返すのはざらですが、経験を積んでいるので決断はかなり早い方だと思います。とはいえ、本当にこれで良いのかと何度も検討します。
事業再生は、進み出すと大きく方向転換できませんし、一つ間違えると会社が潰れます。どこかで足元をすくわれることがないように何度も検討を繰り返して確度を高めることが大切だと思っています。事業再生は基本逆風であり、大きな山を幾つも越さねばなりません。
再建計画の成立まで半年〜1年、その後の弁済実施やモニタリングは数年から長い場合には10年程度になることもあります。無事にその会社がうまくいけば、前向きな相談でもお付合いが続きます。「今度こういうのをやりたいんですけど、初めてやることなので…」というご相談にはときめきますね。会社の新たな未来を創るところまでサポートできたら最高ですね。
性格は、慎重で堅実派です。
ただし交渉時の押しは強いと思います。
弁護士は、裁判であれ、交渉であれ、文書や対面で人を説得する仕事ですが、「ここ一番」という時には自分のあらゆる力を発揮し、それを見せることが大事だと考えています。小手先で勝負するのではなく、実力で正面突破したいですね。そのためにはたゆまぬ勉強が欠かせませんし、いつも全力で仕事をしたいと思っています。
私は都市開発案件等で契約書チェックの仕事も多く扱っていますが、この仕事では専門分野をどれほど知っているかに加えて、実務をいかに知っているかが問われます。また、北浜法律事務所では伝統的に訴訟や紛争案件が多く、私も携わってきており、揉めたときの道筋を知っていますので、契約書のどこがリスクかがよくわかります。
単に裁判例を読んだだけの知識ではなく、実際に、紛争になった際、裁判所がどういった点に関心を持ち、どのように判断していくのか、ということの経験を元に契約書をチェックしますので、相当深みのあるチェックができていると思います。企業の監査役なども務めていますが、どんなことでもご相談いただけ、経営判断に携わるところまで頼りにしていただける懐の深い弁護士でいたいと思っています。
クライアントとともに。