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変化著しい福岡で、
金融専門弁護士として企業をサポート。

金融業界での実務経験を積んできました。大学を卒業してから日興ソロモン・スミス・バー二―証券会社に入りました。投資銀行本部に配属されたのですが、2001年当時は都市銀行の不良債権処理が加速するタイミングで、そのお手伝いをしていました。

そんな時に案件でご一緒することが多かったのが、倒産村(倒産案件を主に扱っている弁護士集団)の弁護士の先生方です。こちらの先生方はビジネスへの理解も深く、法務だけではなく様々な観点を踏まえて案件を主導的に動かしておられました。私は、この方々に大きな刺激を受け弁護士を志しました。

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福岡で司法修習を修了して弁護士になった私は、弁護士事務所には就職せず西日本シティ銀行に入りました。地方経済の中で地方銀行の占めるポジションはとても重要だと考えたからです。福岡にはどんな企業があって経済はどう動いているのか。地方経済の縮図は地銀にあり。この目で見てみようと考えました。

法人ソリューション部に配属された私は、プロジェクトファイナンスなどを扱うチームで主に不動産流動化やPFIなどを担当しました。ここでの2年間は、弁護士としてではなく、弁護士資格を持っている銀行員の立場で仕事をさせて頂けましたので、リーガルマターだけでなく、ビジネスマターにも関与することができ、非常に貴重な経験をさせて頂きました。その後、北浜法律事務所福岡事務所へ入り、これらの金融実務経験を生かしてリーガルサービスを提供しています。

弁護士が起業家と新しいビジネスを創る時代。

今、仕事の柱は3つあります。1つ目はファイナンス系。メガソーラー、PFI・PPP、不動産の流動化、コベナンツローンなど多岐に渡ります。2つ目の柱は、事業再生。3つ目の柱はM&Aです。スキームの構築、法的問題点の指摘と解決、関連契約書の作成等を行うのですが、全てクイック対応を心掛けています。

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プライベートでは、九州大学のビジネススクールにも通っています。違った角度から勉強する機会を持ち、違った角度から物事を見られるようにと。そこには20代後半から50代までと幅広く、海外からの留学生、医師、各種士業、代々続く経営者、スタートアップマインドを持った若者などとても刺激的です。弁護士に相談するのは問題が起きてからではなく、弁護士が起業家と一緒になって新しいビジネスを創り上げる時代を感じています。そのため、現在は4つ目の仕事の柱として、スタートアップ期や第二創業期の企業のサポートにも力を注いでいます。

そんな私のストレス解消は、革製品(革靴、革鞄、革小物など)を並べて磨くことです。革は経年で汚くなるという人もいますが、育つ感じが好きです。磨くたび、どんどん自分のものになっていく感じが。人間関係と同じで、ものも大事にしていきたいです。

クライアントとともに。