坂元靖昌弁護士が、10月22日に、医薬品企業法務研究会 月例会において「近年のコンプライアンストレンド(インテグリティ・IDGs・内部通報制度)」と題する講演を行いました。
開催日時 | 2024年10月22日 16:20 ~ 17:40 |
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主催 | 医薬品企業法務研究会 |
後援 | |
会場 |
会場及びオンライン実施のハイブリッド方式 |
講師等 | 坂元 靖昌 弁護士 |
業務分野 | リスクマネジメント・コンプライアンス |
これまでのコンプライアンスは、法令遵守と訳され、ともすれば損害賠償/法令違反の文脈でのみの議論に終始していたようにも見受けられますが、近年のグローバル化に伴う人権意識の高まりや、ソーシャルメディア発展に伴う価値基準の多元化が進む中、これまでの姿勢では企業/団体の存続が危ぶまれる事例も見受けられ、「何をなすべきか」を探求する積極的な姿勢が求められつつあるという点から、医薬品企業法務研究会において本セミナーが企画されました。
坂元弁護士は、①法令遵守型のコンプライアンスが果たしてきた役割とその限界を触れ、②近年コンプライアンスに代わる概念として取り上げられるインテグリティ及び③その指標となりえるInner Development Goals (IDGs )について概要を説明するとともに、④内部通報制度において気を付けるべき点についてポイントを整理した講演を行いました。