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デット・エクイティ・スワップにおける債権の「時価」 -DES における債権の税務上の時価は通常額面額よりも低いのか

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ぎょうせい

巻号刊行年月日 月刊税理2019年12月号(2019年11月22日刊)
著者等 安田 雄飛 弁護士
業務分野 税務

デット・エクイティ・スワップ(DES)が行われるケースにおいては、債権の税務上の時価は通常その額面額より低く、その差額について債務消滅益を計上すべきとされてきました。
もっとも、DESにおける債権の税務上の「時価」の具体的な評価の基準については、これまで必ずしも明らかにされてきませんでした。

本稿においては、この債権の時価評価の問題について、関連する通達、学説・実務、裁判例の検討を踏まえ、「DES における債権の税務上の時価は通常額面額よりも低い」とする理解に一石を投じています。

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