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法廷は私のフィールド。
紛争解決の醍醐味と達成感。

自然体とか、いつも平常心っていうのはよく言われますね。性格が結構楽観的で、嫌なことがあっても引きずらない。気持ちの切り替えが早いのだと思います。周りからは淡々としたイメージを持たれがちですが、実は負けず嫌いな性格です。

「弁護士になりたい」と決めて法学部に入ったわけではないのですが、どうせチャレンジするなら当時最難関と言われていた司法試験にチャレンジしようと思いましたし、弁護士になってからも、結果が白黒はっきり出る裁判にはとてもやりがいを感じます。法廷に立たない弁護士さんもおられますが、私は裁判の仕事が多いですし、好きですね。

紛争には必ず当事者双方に言い分があるわけですが、裁判では自分の依頼者の言っていることが、合理的でかつ筋道が通っているということを説得力のある書面にして、証拠を効果的に使いつつ裁判所に分かりやすく説明して勝利を勝ち取る。この勝利に向けて事件を組み立てていくプロセスも、文章を書くことも、裁判所にいかに納得してもらうかを考えるのも大好きで、一つひとつにやりがいを感じます。

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事件によって使う法律は違っても、裁判のやり方はどのような事件でも変わらない。結局、いかに分かりやすく裁判所を説得できる文章を書けるか、証人尋問では相手の矛盾点をつく、というやり方は同じなので、どんどん経験値が積み上がっていきます。自分の思い描いたとおりに結果が得られると面白いし、達成感がありますね。

私が担当している案件は多岐にわたるのですが、建築・不動産関係の紛争や企業間の取引に絡む訴訟が多いですね。企業を依頼者とする業務が中心ですが、女性弁護士という安心感からか、相続などの家事事件をご依頼いただくことも多いです。

弁護士としての姿勢を買われ、社外取締役にも就任。

どんな案件においても大切にしているのは、きめ細やかなヒヤリングをして、事件の全体像を的確に把握し、依頼者の真のニーズをしっかり理解すること。依頼者のお話を十分お聴きした上で、言うべきことはズバッと言います。難解な法律用語は使わず、できるだけ依頼者にわかりやすく、できることとできないことを整理した上で、極力その方が求めることに近い解決方法をご提案することをモットーにしています。

中には言っておられることはその通りだけれど、ここの証拠がないと勝てませんよ、という場合もあります。裁判は常に白黒はっきりつけることが目的というわけではなく、和解という解決が依頼者にとって最善と思われるケースもあるので、状況に応じた解決策をお示しします。依頼者の意向を尊重するのは当然ですが、それでもできないことはできないとハッキリ言うので、有難いとよく言われます。

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この仕事の醍醐味は、依頼者から直接、感謝の言葉をかけていただけること。裁判は特にそうです。結果が目に見える形で出て、それに対する依頼者の評価が直に自分に返ってくるわけなので。それが感謝の言葉であったり、人や案件のご紹介であったり、自分に分かりやすい形で返ってくるのでまた次も頑張ろうと思います。

業界最大手の企業の社外取締役も経験し、仕事のフィールドを広げています。いつも自然体でありつつ、でも熱い気持ちを忘れずに、これからも常にポジティブな姿勢で仕事に取り組んでいきたいと思います。

クライアントとともに。