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徹底した準備で結果につなげる。
金融規制とコンプライアンスの専門家。

もともと曲がったことが嫌いな性格です。今ある証拠からどのような事実が認定できるのか、その事実を前提とした場合の法的評価はどうなるのか、を検討し結論を出すということにやりがいを感じます。金融庁に3年間半出向していた際には、コンプライアンス違反案件の検査業務や、持株会社形態の銀行グループのモニタリング業務などに関わり、金融機関のガバナンス、コンプライアンス・リスク管理、不祥事対応などの経験を積みました。また、フィンテックモニタリング室でも勤務し、資金移動業者などの監督業務、第1種資金移動業の認可審査業務を担当していました。他にも、事務所に入所以来、M&Aや労働法務も多く経験し、専門性を養いました。

私が仕事に向き合う上で大事にしていることは、自分に嘘をつかない、ということ。可能な限りの文献や資料を片っ端から参照し、文章にまとめる際も何度も推敲を重ねます。正直根気が必要なことですが、努力は裏切らないと信じて、手を抜かず1つ1つの案件に本気で向き合ってきました。

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それはきっと、幼少のころ打ち込んでいたサッカー経験も影響しているのだと思います。私は、自分の力量を客観的に見極め、勝つための準備や練習に妥協なく取り組む子でした。サッカー元日本代表の本田圭佑さんも「準備が全てだ」と言っていますが、時に無駄とも思える準備こそが、説得力を強化し、リスクヘッジにもなるのです。こうした徹底した準備の積み重ねが、自信へと繋がっているのだと思います。

世の中をより良くしたい。
人間力でクライアントをサポート。

もともとは検察官になりたかったんです。中学生の頃見たドラマ「HERO」で、検事のかっこよさに憧れたことがきっかけで。曲がったことを正し、正義や平等をとことん追求する姿に、自分の将来像を重ね目を輝かせていました。

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ところが、就職活動の際に訪れた北浜法律事務所での出会いがその後のキャリアを変えました。検察官か弁護士か、その選択で悩んでいた私に、天野勝介先生が相談に乗ってくださったんです。そのお人柄にすっかり惚れ込んでしまって。この方と一緒に働きたい、と、弁護士としてのキャリアもイメージするようになりました。「世の中をより良くしたい」という夢は、弁護士でも実現できる。そう思い、幅広い案件を通じ、弁護士の立場から社会の役に立っていくことを決意しました。

北浜法律事務所では、若手弁護士にも経験を積むチャンスが常にあります。私もこれまでに様々な案件に関わり、先輩弁護士の背中を追いかけてきました。必死に食らいついて駆け回り、多くの文献に目を通した日々が、今でも血肉となっています。特に金融庁への出向は、得意とする金融規制やコンプライアンス分野を、揺るがぬ強みへと高めることができた貴重な機会となりました。

ロジックと証拠に裏打ちされた事実は揺るぎません。しかし、そうした事実を相手にどう伝えるかにはいつも気を遣っています。人間同士のコミュニケーションは、気持ちに寄り添うことが欠かせませんから。人間的な温かみのある弁護士として、クライアントをそばでサポートしたいと思っています。クライアントと強固な信頼関係を築き、ともに喜び合えた時が、弁護士として最も嬉しい瞬間です。

今後は公益的な仕事にも力を入れていきたいと考えています。国が設置する審議会やワーキンググループなどにも参加し、より良い社会を実現する取り組みに携わりたいです。

クライアントとともに。