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日本人の文化背景や心情を深く理解。
渉外弁護士として20年。

近年、多くの企業が海外ビジネスへの活路を求めてご相談に見えます。アメリカ、ヨーロッパ、ASEAN諸国へ。国によって法制度は様々で、その国特有の制度も多々あります。私が入った2003年当時から、北浜法律事務所は国際法律事務所として定評がありました。

私は、英語、日本語、チェコ語、フランス語の多言語を扱えるため、日本企業の海外進出、知財ライセンスなどの契約業務、国際仲裁と訴訟などをサポートしてきたわけですが、その背景には東洋学の修士の学位を持ち、日本文化と日本人をよく理解していることがあると思います。

初来日は13歳の夏休みでした。

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微生物学者であった父と親交が深い日本大学の教授を訪ねて、栃木のお宅に行きました。子供心にも日本が特別な文化を持つ土地であると感じ、日本に惹きつけられました。自分の将来を決める時期には、日本文学者になって奥深い日本文化に分け入ろうか、それとも国際的な紛争処理や契約書のドラフトなどで活躍するビジネス・ローヤーになろうかと悩んだものです。

考えた末にフロリダ大学で日本語を学び、藤原定家や与謝野晶子の短歌を研究した後、弁護士の道へ進みました。ワシントン大学のロースクールから神戸大学の法学部に研究生として入り、インターンシップで北浜法律事務所へ。帰国後は、シカゴの増田・舟井・アイフォート&ミッチェル法律事務所で6年間働き、再び北浜法律事務所に戻ってきました。縁があります。

渉外案件を抱える日本企業をバックアップし、
外資系企業を手厚く支援する。

北浜法律事務所での私の役割の一つは、欧米での訴訟や交渉にあたる日本企業を全面的にサポートすることです。日本人の文化的な背景や心情を理解してこそ、クライアントを全面的にバックアップすることができます。もう一つの役割は、外資系企業のサポートです。私は、3000社が集う「在日米国商工会議所(ACCJ)」の副会頭・関西代表経験もあり、数多くの外資系企業とリレーションシップを形成し、アメリカに本社を置くグローバル製薬企業の監査役をするなどしています。

ビジネスのスピードは非常にアップし、クライアントが弁護士のアドバイスを待てる時間は短くなる一方です。しかし、スピードと正確さの両方を提供するのはなかなか難しい。それを叶えるのは最適なスタッフィングです。商標、営業秘密、ライセンス…求められる仕事の知識と経験がある弁護士で最適なチームを組む。人数を絞り込んで。なぜなら、弁護士が大勢入ると効率は上がりますが、コミュニケーションの問題が生じたり、何よりコストがかかりますから。

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北浜法律事務所では、私が所属するヨーロッパプラクティスグループ、北米プラクティスグループ以外にもASEAN・インドプラクティスグループがあります。現地法律事務所で執務してきた弁護士がネットワークと知見を生かしてハイレベルなサービスを提供できるシステムがあります。ともにブラッシュアップできる仲間でチームワークがとてもいい。だから少人数でスピーディ&ハイレベルを提供できるのだと思います。全てはクライアントのために。

クライアントとともに。